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人気・不人気の理由

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人気車種、不人気車種

中古車は人気のある車種と人気の無い車種ではメカとしてのグレードは同じ車でも、価格が大きく違うのが普通です。

これは中古車というのは全く同じ時期に発売された同一メーカー、同一車種の車でも、その後のオーナーの取扱次第で劣化の度合いなどが違うのですから当然ですね。

更にこの人気車種、不人気車種というのはその時々の人々の価値観や社会情勢によって変化しますので、ある時期人気のあった車種が現在でも人気車種であるとは限りません。

従って、新車を購入する時には将来の中古価格を考えて人気車種を購入したつもりでも、いざ売る時期になったらすっかり不人気車種になっている事もあるわけです。

例えば、過去一時期4輪駆動の大きなRV車が若い人達に絶大な人気がありましたが、その後燃費の高騰や環境問題などの影響もあって急速に人気が衰えました。

軽自動車の価格

逆にその時代には「女が乗る車」とバカにされていた軽自動車が、現在ではその維持費の安さから女性だけでなく男性にも人気が高まり、中古車市場でも意外に高い価格で取引されています。

今話題のハイブリッド車などは新車の品不足からプレミアが付いて、新車よりも中古車の方が価格が高いなどという逆転現象まで起きています。

本当に中古車価格というのは分からないものです。

ただ近年の傾向としては基本的にセダンやクーペの様なオーソドックスな乗用車タイプの中古車は人気が低く、ミニバンやステーションワゴンの様な多目的に使える車が人気がある様です。

車のカラー

車のカラーにも人気、不人気があります。

一般的にブラック系やホワイト系、パールホワイトなど好き嫌いの少ないシンプルなカラーは中古市場では歓迎され、好き嫌いが別れる様な派手なカラーや多色塗装の車は好まれません。

中古車の人気、不人気はその車種のフルモデルチェンジの時期などにも大きく影響を受けるなど、様々な要素が絡み合って形成されています。

ただ基本的には車というのは人間が作った道具ですからあまり人気などは気にせず、実用性や自分のライフスタイル、価値観などを基準に選んで使いこなせば良いのではないでしょうか?