代金支払いと名義変更
車買取の契約
車買取は契約が成立すればすぐに代金を支払って車を引き取るのが基本です。
何故ならば時間が経過するとその間に天災や火災等、何等かの原因で車の状況が変わる事もあります。
そうなればせっかくの契約もご破算ですから、とにかく時間を置いて良い事は何もありません。
ですから、中古車買取専門店の中には必要書類が全部揃っていれば、「実車査定」、「契約」、「代金支払い」、「車引取り」をその日の内に済ませてしまうところもあります。
その日の内で無くても代金支払いと車引取りは2~3日の内に済ませるのが一般的です。
車の売買は家電製品などと違って売買に際して様々な手続きが必要です。
その為車を業者に売る場合は、オーナーもその手続きに必要な書類を用意しておかなければなりません。
中古車を売る場合に必要な書類
中古車を売る場合に必要な書類は「車検証」、「自賠責保険証明書」、「印鑑証明書」、「委任状」、「譲渡証」、「自動車納税証明書」、「実印」、「住民票」などですが、これ等は事前に業者側から詳しく説明がありますので、少なくとも実車査定の当日までに揃えておきます。
この必要書類の中で住民票については、車検証に書かれている住所と現住所が違う時に必要です。
車検証の住所と現住所が同じ場合は必要ありません。
自動車ローン
車を購入する時に自動車ローンを利用された方の中には、まだローンを返済し終わっていない方もおられますね。
その場合は車の名義人が自分ではなく、ローンを提供しているクレジット会社などの名義になっている事があります。
つまりローンを返済し終わるまで車が担保になっているわけです。
この様にローンの担保になっている車はその名義人の承諾が無ければ売る事は出来ませんが、その承諾の手続きは中古車買取専門店の方で全部しますので、車のオーナーは業者が用意した必要書類に署名捺印するだけです。
残債は車の売却代金の中から差引いて業者がクレジット会社などに支払います。
もし買取金額が残債よりも少ない場合は残りの部分は新しくクレジット契約を結びますが、その手続きなども業者が代行してくれるのが一般的です。